大きな森の奥。枯れ朽ちた木に精霊が宿り、その森の主になる。。。という感じで作ってみました。


縦122mm×横86mm×奥84mm。木と頭の上の星は石塑粘土ラドール、台座は木を磨いたもの。
木の周りの花は、アクセサリー用のアルミ製のバラ。他に竹ひご。


木の精霊はいつものバーントアンバーのジェッソで塗りつぶし、白で薄くドライブラシ、唇と目の色を入れて、さらに白でかすかに色が残る程度までドライブラシ。唇はさらに色を調整しました。
星は、金色のラッカーでドライブラシ。


アルミ製のバラはいろいろ試した結果、花弁が薄い感じと金属色が合いそうなのでアルミ製の既製品を使いました。少し輝きが強すぎる感じがしたので、バーントアンバーを薄く塗っています。木との接着は瞬間接着剤を使いました。


今回台座に使った木は非常に硬く工作に時間がかかりましたが、磨いたときの光沢感に重みがあって良い感じになりました。仕上げには蜜蝋クリームを使っています。


木の台座とラドールの接着は、水で柔らかめにしたラドールを使いました。乾かないうちに継ぎ目を滑らかにして、木部にはみ出した部分は水を少し含ませた筆で拭き取って、塗装でも馴染むようにしています。
ラドールで接着できるか不安でしたが、乾いてから両手でかなり力を入れて外そうとしてもびくともしませんでした。結果オーライという感じ。



2015/04/15 UP